「スマホで自分のゲームを動かしてみたい」
そう思ったとき、UnityならAndroid向けにAPKを書き出して実機テストできます。
PC向けexeより設定項目は増えますが、モジュール導入 → SDK設定 → ビルドの流れを押さえれば、初回でも半日程度で試せます。
この記事では、Android Build Supportの導入からJDK/SDKの設定、Player Settingsの要点、Build And Runでの実機転送までを説明します。
Google Playへの公開は別記事で扱い、ここではAPKを作って動かすところまでに絞ります。
- Android Build Supportを入れたが、JDKやSDKの設定で止まっている
- Build And Runを押してもスマホに転送されない
- Gradleエラーが出て、ビルドが完了しない
✨ この記事でわかること
- Android Build Supportの導入方法
- JDKとAndroid SDKの設定手順
- Android向けPlayer Settingsの要点
- APKビルドとBuild And Runの使い方
- Keystore(署名)の概要
- 初心者でも理解できる解説
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Androidビルドに必要なもの
Android向けビルドには、次が揃っている必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Unity Hub | Android Build Supportモジュールを追加インストール |
| JDK | Java開発キット。 Unity Hub経由でOpenJDKを入れる方法が簡単 |
| Android SDK | Googleの開発ツール群。 Unity HubのAndroid SDK & NDK Toolsで導入 |
| Android実機 | USB接続でテスト。 開発者オプションとUSBデバッグを有効化 |
Hub → インストール → 歯車アイコン → モジュールの追加 から、Android Build Supportにチェックを入れてインストールします。
JDKとSDKも同時に入れておくと、後から設定画面を探す手間が減ります。
Platform切替とPlayer Settings
File → Build Settings で Platform を Android に切り替えます。
初回のSwitch Platformは時間がかかります。
Player Settings(Androidタブ)で確認する主な項目です。
- Package Name:com.会社名.ゲーム名 形式。
ストア公開時にも使う固有ID - Minimum API Level:対応するAndroidの最低バージョン。
API 24(Android 7.0)前後が無難 - Target API Level:Google Play提出時の要件に合わせて設定
- Orientation:縦画面/横画面/両対応の指定
Package Nameは一度決めると変更が難しいので、英小文字とドットだけで一意の名前を付けましょう。

Package Nameは「com.yourname.mygame」のように、他人と被らない名前にしましょう。
テスト用でも適当な名前は避けた方が後で楽ですよ。
JDKとSDKの設定確認
Edit → Preferences → External Tools で、JDKとAndroid SDKのパスを確認します。
Hub経由でインストールした場合、多くは自動検出されます。
手動でパスを指定する必要があるときは、Hubのインストール先フォルダ内を確認してください。
- STEP1シーンをScenes In Buildに登録
PCビルドと同様、対象シーンを追加します。
- STEP2PlatformをAndroidに切替
Switch Platformを実行し、完了を待ちます。
- STEP3Player Settingsを設定
Package Name、画面向き、API Levelを確認します。
- STEP4Build And Runで実機転送
USB接続した端末を選び、APKをビルドしてインストールします。
実機テストの準備
Android端末側の設定も必要です。
- 設定 → 端末情報 → ビルド番号を7回タップ(開発者オプションを有効化)
- 設定 → 開発者向けオプション → USBデバッグをON
- USBケーブルでPCと接続し、端末に表示される許可ダイアログで「許可」
Build And Runを実行すると、接続中の端末一覧が表示されます。
端末が見えない場合は、USBデバッグの許可、ケーブルの接触、ドライバ(Windows)を確認してください。
GradleエラーとKeystore
Androidビルドでよく見る問題です。
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| Gradle build failed | Consoleの詳細ログを確認。 SDK/JDKのパス不一致、API Level不足が多い |
| JDK not found | External ToolsでJDKパスを正しく指定。 HubからOpenJDKを再インストール |
| Keystore関連の警告 | テスト用はデバッグKeystoreで自動生成。 ストア公開時は専用Keystoreが必要 |
Keystoreはアプリの署名に使う鍵ファイルです。
Google Playに公開するときは、自分で作成したKeystoreを安全な場所に保管してください。
紛失すると同じアプリの更新ができなくなります。
テスト段階では、Player Settings → Publishing Settings の「Create a new keystore」でデバッグ用を使えば十分です。
Google Play公開への橋渡し
APKが実機で動くことを確認できたら、次のステップはストア公開です。
- Google Play Consoleで開発者登録(有料)
- リリース用Keystoreで署名したAAB形式での提出
- ストア掲載情報(説明文、スクリーンショット)の準備
ビルド形式は、Google PlayではAPKよりAAB(Android App Bundle)が推奨されています。
Build Settingsで「Build App Bundle」にチェックを入れるとAABが生成されます。
まずはAPKで実機確認、公開直前にAABへ切り替える流れが分かりやすいです。

実機で動いた瞬間は達成感があります。
タッチ操作や画面サイズの違いに気づけるので、エディタだけでは分からない改善点も見つかりますよ。
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まとめ
UnityのAndroidビルドは、Build Support導入 → JDK/SDK設定 → Platform切替 → Player Settings → Build And Runが基本です。
Package NameとKeystoreは将来の公開を見据えて早めに決めておきましょう。
Gradleエラーが出たらConsoleの詳細をコピーして調べ、SDK/JDKのパスを疑います。
USBデバッグを有効にした実機が接続されていれば、Build And Runでその場で動作確認できます。
スマホゲーム制作を体系的に学びたい方は、Unity入門の森の講座も参考になります。
タッチ入力からビルド、公開までの流れを追いながら学べる内容が揃っています。
まずはHubでAndroid Build Supportが入っているか確認するところから始めましょう。



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