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Unityのビルド方法 | PC向けexeを作る手順

Unity ゲーム制作実践

Unityでゲームを作る工程は、大きく分けて「エディタで制作」と「実行ファイルに書き出す(ビルド)」の2段階があります。

エディタ上でPlayすれば動くのに、友人に渡すexeが作れない。
Build Settingsの画面を開いても、何を押せばいいか分からない。
そんな状態から抜け出すには、シーン登録 → プラットフォーム選択 → Buildの3ステップを覚えるだけで十分です。

この記事では、Windows/Mac向けのPCビルドを中心に、Build SettingsとPlayer Settingsの要点、初回ビルドでよくあるつまずきを説明します。
AndroidやWebGLは別記事で扱い、まずは手元のPCで動くexeを作る流れに絞ります。

  • Build Settingsを開いたが、シーンが登録されていなくてビルドできない
  • Platformの切り替え方法が分からず、exeが作れない
  • ビルドは成功したが、起動すると真っ黒画面になる

この記事でわかること

  • Build Settingsウィンドウの開き方と基本操作
  • ビルド対象シーンの登録方法
  • Windows/Mac向けPlatformの切り替え
  • Player Settingsで押さえる項目
  • 初回ビルドで詰まりやすいポイント
  • 初心者でも理解できる解説

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ビルドとは何か

ビルドとは、Unityプロジェクトをエディタなしで動く実行ファイルに変換することです。
Windowsなら.exe、Macなら.appが生成されます。

エディタのPlayボタンは開発用の確認手段です。
完成したゲームを他人に配布したり、Steamなどに出すには、ビルドした成果物が必要になります。
最初の1回は設定項目が多く感じますが、流れを覚えれば10分程度で書き出せます。

Build Settingsの基本操作

Build SettingsはFile → Build Settingsで開きます。
ここで「どのシーンを」「どのプラットフォーム向けに」書き出すかを決めます。

PC向けexeビルドの手順
  • STEP1
    シーンをScenes In Buildに追加

    Hierarchyで開いているシーンを「Add Open Scenes」で登録します。
    0番が最初に読み込まれるシーンです。
  • STEP2
    PlatformをPCに切り替え

    WindowsならWindows、MacならMac OS Xを選び「Switch Platform」を押します。
    初回は時間がかかります。
  • STEP3
    Player Settingsを確認

    Company Name、Product Name、解像度などを必要に応じて変更します。
  • STEP4
    Buildを実行

    Buildボタンで保存先フォルダを選び、書き出しを開始します。

シーンが1つも登録されていないとビルドできません。
タイトル画面とゲーム本編の2シーン構成なら、両方登録し、0番をタイトルにしましょう。

管理人
管理人

Switch Platformは初回だけ長いです。
待ち時間中にPlayer Settingsを確認しておくと、二度目以降がスムーズになりますよ。

Player Settingsで押さえる項目

Build Settings左下の「Player Settings」、またはEdit → Project Settings → Player から開けます。
PCビルドで特に見る項目は次のとおりです。

項目 内容
Company Name / Product Name exeの表示名やフォルダ名に使われる。
英数字推奨
Default Icon 実行ファイルのアイコン。
未設定ならUnityロゴになる
Resolution and Presentation 起動時の解像度、フルスクリーン/ウィンドウの切り替え
Scripting Backend 通常はMonoで問題なし。
特殊な最適化が必要なときだけIL2CPPを検討

Product Nameに日本語を使うと、環境によってパス関連のエラーが出ることがあります。
半角英数字にしておくと安心です。

BuildとBuild And Runの違い

Build Settingsには2つのボタンがあります。

  • Build:実行ファイルだけを書き出す。
    フォルダを指定して保存
  • Build And Run:書き出し後、自動的に起動して動作確認

初めてビルドするときはBuild And Runが便利です。
起動して真っ黒なら、シーン0番が正しいか、カメラとライトがあるかを確認しましょう。

生成されたフォルダには、exe本体のほか_DataフォルダやMono関連のファイルが含まれます。
配布するときはフォルダごと渡す必要があります。
exeだけコピーしても動きません。

初回ビルドで詰まるポイント

よくあるトラブルと対処です。

症状 対処
Switch Platformが終わらない 初回は正常。
Hubで該当プラットフォームモジュールが入っているか確認
ビルドエラーで止まる Consoleの赤文字を確認。
コンパイルエラーが残っているとビルド不可
起動はするが真っ黒 Scenes In Buildの0番シーンにカメラがあるか、ライトがシーン内にあるか確認
別PCで動かない Visual C++ランタイム不足の可能性。
必要なら再配布可能パッケージを同梱

エディタでは動くのにビルドだけ失敗する場合、Editor専用のコード(UnityEditor名前空間)がビルド対象に混ざっていないかも確認してください。

他プラットフォームへの展開

PC向けexeが作れたら、次の選択肢が広がります。

  • Android/iOS:スマホ向けビルド。
    追加モジュールと実機テストが必要
  • WebGL:ブラウザで遊べる形。
    設定が比較的シンプル
  • itch.io:PCビルドやWebGLを手軽に公開できるプラットフォーム

最初はPCビルドで「完成品を手元で動かす」体験を得てから、配布先に合わせてプラットフォームを増やしていくのがおすすめです。

管理人
管理人

ビルドは「完成の証」です。
小さなプロトタイプでも1回書き出してみると、エディタとの違いが分かり、制作のモチベーションも上がりますよ。

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まとめ

UnityのPCビルドは、シーンをScenes In Buildに登録 → Platformを切り替え → Player Settingsを確認 → Buildの流れが基本です。
生成されたフォルダごと配布すること、0番シーンにカメラがあることを忘れないでください。

初回のSwitch Platformは時間がかかりますが、2回目以降はスムーズです。
Build And Runで起動確認まで一気に行うと、つまずきにくくなります。

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ゲーム完成から書き出しまでの一連の流れを追いながら学べます。
まずは今のプロジェクトでBuild Settingsを開き、シーンが登録されているか確認するところから始めましょう。

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