Unityでプロジェクトを作り始めると、Assetsフォルダの中にファイルがどんどん増えていきます。
最初は「とりあえず保存」で問題ありません。
しかし、スクリプトや画像、シーンが混ざったまま制作を続けると、探す時間が増え、同名ファイルの上書きミスも起きやすくなります。
この記事では、Unityプロジェクトのフォルダ構成を、初心者でも今日から使える整理ルールとして説明します。
Scripts、Scenes、Prefabs、Art、Audioの分け方と、命名規則、肥大化を防ぐ習慣を中心に整理していきます。
- Assetsフォルダがごちゃごちゃで、ファイルの場所が分からない…
- スクリプトと画像が同じ階層にあり、管理が大変になってきた。
- フォルダをどう分ければいいか、正解が分からない。
✨ この記事でわかること
- UnityのAssetsフォルダの基本構造
- Scripts/Scenes/Prefabs/Art/Audioの役割
- 初心者向けの推奨フォルダ構成
- ファイルとフォルダの命名規則
- プロジェクトが肥大化する前の習慣
- チーム開発前に個人で決めておくルール
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Assetsフォルダの基本を理解する
Unityプロジェクトの中心はAssetsフォルダです。
ゲームに使う素材、スクリプト、シーン、設定ファイルは、基本的にすべてここに置きます。
Projectウィンドウに表示される内容は、Assetsフォルダの中身そのものです。
フォルダ構成を整えるとは、Assets以下を用途別に分けることです。
Unityが自動で作るフォルダ(Library、Packages、ProjectSettingsなど)は、通常触りません。
整理対象はAssets以下に限定して考えましょう。
用途別フォルダの役割
個人開発でも、次の5種類のフォルダを用意しておくと管理が楽になります。
| フォルダ名 | 入れるもの | 分ける理由 |
|---|---|---|
| Scripts | C#スクリプト(.cs) | コードだけを一箇所に集め、探しやすくする |
| Scenes | シーンファイル(.unity) | タイトル、ステージ、リザルトなどシーン単位で整理 |
| Prefabs | プレハブ(.prefab) | 再利用するオブジェクトをシーンから独立して管理 |
| Art | 画像(Sprite、Texture)、3Dモデル | 見た目素材をプログラムと分離する |
| Audio | BGM、効果音(.wav、.mp3等) | 音素材をまとめ、音量調整の対象を明確にする |
規模が小さいうちは、Artの中をさらにSprites、Backgroundsなどに分ける程度で十分です。
最初から細かく分けすぎると、逆に迷うことがあります。
フォルダはProjectウィンドウで右クリック → Create → Folder から作成できます。
Unityエディタ内で作ると、Assets以下に正しく配置されます。

完璧な構成を最初から作る必要はありません。
Scripts、Scenes、Artの3つだけ先に作る、それだけでも十分効果がありますよ。
初心者向けの推奨フォルダ構成
最初の1本のゲーム向けに、シンプルな構成例を示します。
Assets/
├── Scenes/
│ ├── Title.unity
│ ├── Game.unity
│ └── Result.unity
├── Scripts/
│ ├── Player/
│ ├── Enemy/
│ └── UI/
├── Prefabs/
│ ├── Player.prefab
│ └── Enemy.prefab
├── Art/
│ ├── Sprites/
│ └── Backgrounds/
└── Audio/
├── BGM/
└── SE/
Scriptsの中をPlayer、Enemy、UIのように機能別のサブフォルダに分けると、ファイル数が増えても探しやすくなります。
Scenesは、タイトル・ゲーム本編・リザルトのように画面の種類で分けるのが一般的です。
ステージが複数ある場合は、Scenes/Stage01、Stage02と番号を付ける方法もあります。
命名規則を決めておく
フォルダ構成とセットで、命名規則を決めておくと混乱が減ります。
個人開発でも、次のルールを推奨します。
- 英数字とアンダースコア:PlayerMove、enemy_slime など
- 日本語ファイル名は避ける:ビルドやバージョン管理で問題になりやすい
- スペースは避ける:Player Move より PlayerMove
- スクリプト名=クラス名:PlayerController.cs なら class PlayerController
- プレハブは用途が分かる名前:Enemy_Slime、UI_ScorePanel など
命名規則はプロジェクトごとに多少変えても構いません。
大切なのは、自分で一貫したルールを決めて守ることです。
- STEP1空フォルダを作る
Scripts、Scenes、Art、Prefabs、AudioをAssets直下に作成
- STEP2既存ファイルを移動
Projectウィンドウでドラッグ&ドロップして移動(参照は自動更新)
- STEP3新規ファイルはルール通りに保存
スクリプト作成時から正しいフォルダを選ぶ習慣をつける
- STEP4月1回見直し
使っていない素材や重複ファイルを整理する
プロジェクト肥大化を防ぐ習慣
フォルダ構成を整えても、素材を無制限に追加するとプロジェクトは肥大化します。
次の習慣を試してみてください。
- 使う素材だけインポートする:アセットストアは必要なものだけ
- テスト用シーンを分ける:Scenes/Test など、本番と混ぜない
- 未使用素材を定期的に削除:Project内検索で参照のないファイルを確認
- 大きなファイルは圧縮設定を確認:テクスチャのMax Size等を適切に
「とりあえずDownloadsから全部入れる」は、後から地獄を見る原因になりがちです。
1つ追加するたびに、ArtやAudioの適切なサブフォルダに置く癖をつけましょう。

整理は「完成後」ではなく「今週1回」がおすすめです。
5分だけフォルダを見直す習慣で、後の苦労が大きく減りますよ。
チーム開発前に個人で決めるルール
将来チーム開発を視野に入れる場合も、最初は個人ルールで十分です。
後からチームに合わせて調整できます。
個人開発の段階で決めておくとよい項目は次のとおりです。
- フォルダ構成:上記の5フォルダを基本とする
- 命名規則:英数字、プレフィックス(UI_、Enemy_等)の有無
- シーンの命名:Title、Game、Result など共通語を使う
- Git管理:Libraryフォルダは.gitignoreに含める
バージョン管理(Git)を使う場合、Unity公式の.gitignoreテンプレートを使うと、不要なファイルをコミットしにくくなります。
フォルダ整理と合わせて導入すると、変更履歴も追いやすくなります。
よくある質問
Resourcesフォルダは使うべき?
Resourcesフォルダは、コードからLoadする特殊なフォルダです。
初心者の最初の1本では、使わなくても問題ありません。
必要になった段階で学ぶので十分です。
フォルダを移動すると参照が切れる?
Projectウィンドウ内での移動は、Unityが参照を自動更新します。
エクスプローラーでAssets外から直接移動すると参照が切れることがあるので、エディタ内でドラッグ&ドロップしてください。
Assets直下にファイルを置いてもいい?
動作上は問題ありませんが、ファイルが増えると管理が難しくなります。
最低限、ScriptsとScenesには分ける習慣をつけましょう。

フォルダ整理は「未来の自分へのギフト」です。
今日5分、空フォルダを3つ作るところから始めてみましょう。
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まとめ
Unityのフォルダ構成は、Scripts、Scenes、Prefabs、Art、Audioの5つを基本に用途別に分けると管理しやすくなります。
命名規則を決め、新規ファイルは最初から正しいフォルダに保存する習慣をつけましょう。
完璧を目指すより、週1回の見直しで肥大化を防ぐことが長続きのコツです。
プロジェクト作成直後に空フォルダを作っておくと、後からの整理が格段に楽になります。
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今日、AssetsフォルダにScripts、Scenes、Artの3つを作ってみてください。



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