本を読むのが好き、文章を書くことが好きという人は、小説家にあこがれを持ったことがあるのではないでしょうか。
小説を読んで、物語に心を動かされた経験がある人もいることでしょう。
自分が描いた小説で、多くの人に感動を与えられるのなら、とても素敵なことですよね。
いざ小説家を目指そうと考えても、どのように勉強して、どうデビューすればいいのかよくわからない人もたくさんいるはずです。
そこで、この記事では小説家になるための方法について解説します。
小説家の仕事内容や必要とするスキルについても解説しますので、ぜひチェックしてみてください。
小説家の仕事とは?

小説家とは、物語を創作し小説を執筆する人を指します。
推理やホラー、SFなどあらゆるジャンルがある中で、それぞれ特化したジャンルの作家となりますよ。
得意なジャンルから徐々に範囲を広げ、エッセイなどを執筆する人も。
書籍に限らず、WEBサイトや企業とのコラボ作品など、幅広い活動チャンスがあります。
小説を一度でも出版すれば、小説家を名乗ることが可能です。
収入の仕組み
小説家の平均収入は、200万〜300万。
中堅以降の作家は数百万~数千万にもなると言われています。
決まった給料が発生するわけではないため、その時の販売部数で収入は変動しますよ。
そんな小説家の収入の仕組みは、下記の通りです。
一冊の価格×部数×印税率からなる額が収入
印税率は、知名度やキャリアで変動し、基本的に8%〜12%です。
文章を書く仕事と聞くと、文字数や原稿数によって収入が決まると思われがちですが、実際には販売部数で決まることがほとんど。
そのため、売れれば売れるほど収入が上がる仕組みとなっています。
小説家になるための手順

小説家になるためには、いくつかのステップを経る必要があります。
高校を卒業後、大学や専門学校へ進学するかどうかで、内容が変わりますよ。
各ステップは、下記の通りです。
【大学や専門学校へ通う場合】
- 大学・短大・専門学校へ進学
- 文学賞受賞や持ち込み、WEBでの作品公開などの活動
- 小説家デビュー
【進学しない場合】
- 卒業後すぐに文学賞受賞や持ち込み、WEBでの作品公開などの活動
- 小説家デビュー
小説家になるために必要な資格は特にありません。
そのため、高校卒業後に進学するしないに関わらず、学業を終えたらすぐに執筆活動を開始することになります。
小説家の働き方
小説家の一番多い働き方は、フリーランスです。
いきなり小説がヒットする作家はまれで、しばらくは安定した収入を得るために、ほかの仕事と兼業する作家が多いです。
会社員としてだけでなく、執筆に集中するためアルバイトの形態をとって働く人も。
知名度が上がった著名な作家でも安定した収入のために講演会やテレビ出演、講師としてセミナー開催するといった、あらゆる活動を続ける人もたくさんいます。
作家一人ひとり、個々に合わせた働き方がありますよ。
小説家としてデビューするチャンスとは?

小説家になれるチャンスは、ひとつの道だけでなく複数の可能性があります。
デビューするためにどのようなチャンスがあるのか、ご紹介します。
文学新人賞を取る
一番の王道ルートは、新人賞や有名な文学賞を受賞すること。
小説家に詳しくない一般の人でも、小説家になるには賞を取る必要があると考えるはず。
例えば「芥川賞」や「直木賞」は、聞いたことがある人もたくさんいることでしょう。
しかし、上記の賞はプロが応募できる賞です。
新人が応募できる賞は、下記の通りです。
- 文學界新人賞(純文学)
- 小説すばる新人賞(大衆文学)
- 電撃小説大賞(ライトノベル)
賞を受賞するという方法は確かに確実ですが、実のところ最難関の手段です。
有名な賞を受賞するためには、それだけの精度の高さが求められ、相当な鍛錬を必要とします。
もちろん賞に応募することは大切ですが、ほかの方法でデビューを目指す方が、早くデビューできる可能性もありますよ。
【文学賞でデビューした作家】
- 東野圭吾『流星の絆』
- 羽田圭介『スクラップ・アンド・ビルド』
出版社へのもちこみ
出版社へ作品を持ち込む方法でも、デビューできるきっかけをつかめる場合があります。
出版社のHPには「原稿募集」と掲載されている場合も多く、挑戦しやすいですよ。
持ち込みするには、郵送やメール、直接会社へ持ち込むといった方法があります。
出版社が求めている内容にマッチする作品を持ち込む必要がありますよ。
心に留めておくべき点は、漫画の持ち込みとは違い、小説は受け入れてもらえない可能性が高いということです。
ひたすら持ち込めば、デビューできると考えるのは危険です。
他のデビュー方法と併用して挑戦するのが安心でしょう。
【出版社への持ち込みでデビューした作家】
- 西加奈子『サラバ!』
同人作家として制作する
まずは同人作家として活動することもひとつの手段です。
同人作家とは、同人誌に作品を掲載して活動する人を指します。
同人作家は、本業として制作する人は少なく、多くの人がほかの仕事と兼業していますよ。
趣味として続ける人や、プロを夢見て活動している人など、目的はさまざま。
同人作家として高い人気を得られれば、出版社から声がかかり、小説家としてデビューできる場合がありますよ。
【同人制作からデビューした作家】
- 小野不由美『十二国記シリーズ』
WEBサイトで作品を公開する
近年主流になっている方法のひとつが、WEBサイトで作品を公開して小説家を目指すこと。
小説投稿サイトを利用し原稿を載せると、出版社の目に留まり、デビューできる場合があります。
小説投稿サイトは、出版社と新人賞とのコラボをしている場合が多いためです。
人気ランキングというものもあり、そこに表示されればチャンスをつかめる可能性が高まりますよ。
「小説家になろう」という投稿サイトが大手で、名前を知っている人も多いのではないでしょうか。
それ以外にも投稿サイトはあるため、自分の作品に合った場所に投稿することが大切なポイントです。
【WEBサイトからデビューした作家】
- 住野よる『君の膵臓を食べたい』
- 川原礫『ソードアート・オンライン』
自費出版する
金銭的に余裕がある人は、自費で出版するのも手段のひとつ。
自費出版を専門とする出版社もあり、企画や原稿を持ち込むと、担当編集者からアドバイスをもらいながら出版できますよ。
【自費出版した作家】
- 山田悠介『リアル鬼ごっこ』
専門学校へ通う
小説の専門学校へ通うのは、技術を効率よく身につけてから活動したいと考える、安定志向の人におすすめです。
スキルをプロの講師から教わるだけでなく、活動に有利な人脈作りにも役立ちます。
実際に現場で活躍する講師によって仕事を振ってもらえたことがきっかけで、デビューした人もいますよ。
カリキュラムによっては、出版社が関わるものもあり、コネクションを利用してデビューを目指すことも可能です。
【専門学校からデビューした作家】
- 宮部みゆき『模倣犯』
小説家に必要なスキルとは?

小説家を目指すには、どのようなスキルが必要なのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。
ただやみくもに作品を作るよりも、スキルを意識しておく方が、効率よく良い作品を制作できるはずです。
小説家に必要なスキルをご紹介します。
- ストーリーを表現する文章力
- 魅力的な物語をつくる想像力
- 物語を組み立てる構成力
ストーリーを表現する文章力
文章を書く仕事に共通して必須のスキルが、文章力です。
豊富な語彙力や正しい日本語を使って、文章を組み立てる力が必要ですよ。
いくら魅力的な物語が思いついていても、内容を表現できる力がないと、多くの人を楽しませる物語の執筆は難しいですよね。
文章を書く仕事であれば、どんな仕事にも役立つスキルのため、習得しておいて損はないでしょう。
魅力的な物語をつくる想像力
小説を書くには、物語を考える想像力が必要です。
凡庸でも突飛すぎても、人の心を動かすことはできません。
小説家として活動するには、多くの人に刺さる物語を想像する力が大切です。
物語を組み立てる構成力
物語には、骨組みとなる構成力が重要な役割を担います。
内容に引き込まれる小説は、構成力がしっかりしています。
予想できない展開を用意したり、内容が自然に入ってくるようわかりやすい展開にしたりと、小説の肝となる部分のスキルですよ。
プロの授業を受けるならヒューマンアカデミーのシナリオカレッジがおすすめ

もし専門学校で本格的な授業を受けたいと考えているのなら、ヒューマンアカデミーのシナリオカレッジがおすすめです。
シナリオライターの講師からプロの視点での授業が受けられる専門コースです。
シナリオカレッジのノベルズ専攻では、小説家になるためのシナリオスキルを学びます。
リアリティのある情景描写や魅力的な登場人物を作り上げ、文章で伝える力を身につけられますよ。
ヒューマンアカデミーのシナリオカレッジでは、自分の作品を提出することで、企業からスカウトを受けられる可能性があります。
在籍している段階からデビューのチャンスをつかめるため、チャンスが広がるでしょう。
ヒューマンアカデミーシナリオカレッジの費用は、下記の通りです。
【ヒューマンアカデミー シナリオカレッジ】
1年次:1,341,000円(検定料や教材費を除く)
2年間累計:約2,380,000円
2年間で通学とオンラインを利用してしっかり学習。
そのため、学費も決して安いわけではありませんが、専門学校の中では良心的です。
本気で効率よく学習するのなら、通学も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ

- 小説家としてデビューするには、賞の受賞や持ち込み、WEB掲載など複数の手段がある
- 文章力はもちろん、想像力や構成力といったスキルを使って魅力的な物語をつくる
- 本格的な学習をしてからプロを目指すなら、ヒューマンアカデミーのシナリオカレッジがおすすめ
小説家になるには、自ら売り込む行動力も大切です。
賞への応募や持ち込み、同人作家としての執筆活動など、あらゆる方法を駆使しながらデビューを目指す必要がありますよ。
確実なスキルを身につけてから活動を行うのなら、専門学校への進学も視野に入れることがポイント。
自分に合った方法を見つけながら、積極的に行動に移してみてください。





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